・測 定

健常な成年女子(54歳)を被験者とし、まず、室温22℃、湿度41%の環境にて20分間にわたり生体を環境温度に慣らした後、
着用前の首部の皮膚表面温度をサーモグラフィーにより測定した。次いで、シリコン製ネックレスを着用し、
着用30分後の首部の皮膚表面温度をサーモグラフィーにより測定した。
・結果及び考察

温度分布画像より求めた首部の皮膚表面温度はシリコン製ネックレスを着用した場合、着用30分で平均温度は1.4℃上昇した。
このことから、シリコン製ネックレスの着用は温熱特性に優れているといえる。